不思議の世界〜。

信じてもらえんだろうが、今からする話は、ほんとの話なので。
いやまじでまじで。
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先日のことである。
ワールドシリーズも終わり、気も抜けた、手持ち無沙汰な午前。
筆者は、井上陽水のCDをガンガンにかけながら仕事をしていた。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り
きっと誰かがふざけて リンゴ売りのまねをしているだけなんだろ
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
なんだそら(笑)
我々常人には到底およびもつかない、スケールの大きな
陽水ワールドに浸りきっていた。ところが。その折も折。
呼び鈴がなった。モニターには、ひょろ長い青年が映っている。
見覚えがない。届け物にしては服装がおかしい。なんかの勧誘だろか。
はたまた詐欺まがい? 身構えつつ答えた。すると。
「すいません○○と申しまして… 青森からリンゴを売りに来てます
 100グラム××円からございますがどうでしょうか…」
正直、むちゃむちゃびびった。正味、お迎えが来たのかと思った(何処から)
「リンゴ売りのまねをしているだけなんだろ」と思う間もなく、
あるのはただただ、恐怖であった。すいません、取り込んでる!間に合ってる!
必死のパッチでブチ切ってしまった。悪いことした…
何をこの人はこんなに怒ってるんだろう、とか思われただろうな。大阪の人は冷たい、とか。
普段だったら話ぐらいは聞いたのだが、なんせこのタイミングである。仕方ない。
しかし、こんなことってあるんやねえ・・
いや、まじでほんまなんよ。めっちゃ嘘くさいけど。ほんまなんですぅ。
ま、いつも寒いオヤジギャグやジョークを飛ばしている筆者ゆえ、信じてもらえんだろが。
♪おおー毎日、吹雪吹雪、氷の世界〜〜