不可能を狩野にする男/禁令。

阪神・狩野選手が今、旬である。
苦節七年にしてのプロ初安打が、なんと讀賣戦でのサヨナラヒット。
3点取られた後、4点とっての逆転劇ともあいまって、
「念ずれば花開く」の真実を教えられた感がある。
その後2試合でも2本塁打。まさに彗星のように現れた、スターである。
昨日はボロ負けに、怒り骨髄に発していたが、狩野の一発で満足してしまった。
和田のヒット一本で満足できた暗黒時代を思い出した。なんか悲しいぞ。
ともかく、この意外性。そして浅野忠信似(反論あり)の端正なマスク。
長らく待っていた「ポスト矢野」が現れた。かも?
岡田監督には、賢く使ってほしいところ。無理な注文かもしれないが(あ)
話はかわって。
金曜日の逆転劇は、仕事でみることができなかったので、一報を聞いた後
慌ててケーブルの再放送を録画して、土曜の朝に観たのだ。
狩野の一打、そして人生初のヒーローインタビューには、思わず涙がこぼれ。
それはそれで素晴らしかったが。その感動に水を差す光景が。
あのなあ、バクネット裏で映っていたオバハンよ。落ち着きなさすぎじゃ。
百歩譲ってそれはいいとして、許せないのは、そのトラみみよ。トラみみ。
それはクリミナル系やろう、の一言だ。
テレビ局に電話してモザイクかけてもらいたいところ。
モザイクを取って欲しいと思ったことはあれ、かけて欲しいと思ったのは、
人生ではじめてのことである(何言うてるですか)
全国のタイガース・グッズ店に、声を大にして告ぐ。
30歳以上の婦女子にトラみみを売るのはやめなさい。(※)
それがだめならせめて、販売時に面接試験をせよ。
ストップ・ザ・公害。
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(※注 ムは当初気を使って(誰に)40歳以上の婦女子、と発言したのだが、
 ヨメが「30でも十分やばい」と言ったので、修正することとする)