実家にて。

ついに音をあげて、実家に帰ってました。
今回こそ帰らず済まそうと思っていたのに。敗北。
しかし帰ってよかったこともあった。

こんな本があったので、何気なく手にとるや。
なかなか面白く、一気に読んでしまった。
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少年時代や青年時代の愚行も、それを俯瞰できる
年齢になってみると、すべてそれは意味があり、
マイナスでは絶対になかったことがやっと
理解できたのだ。
そしてそのひとつひとつが糸でつながり、その先で
人生を包む大きな存在が微笑しながら私を
見てくれていたこともわかった。。。
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そう、私も理解し、わかったはずだったが。。
遠藤とムの違いは、ムの場合、理解したはずのことを
すっかり忘れ、愚行を繰り返すことである。。
それもまた、意味があり、マイナスではないのだろうか。
それを信じたい。「大きな存在の微笑」があり限り。
この本にめぐり合い、そういうことに気づいた点では、
実家帰ったのも意味があったか知れない。