風雲・新雪賎ヶ岳。

賎ヶ岳カラ余呉湖ヲ望ム

日曜日はヨメの誕生日にて。
「プチ遠出」をした。滋賀県は賎(しず)ヶ岳へのハイク。
幸い好天に恵まれ。道中、麦秋の風景が目に心地よかった。
強い日差しと、黄金色の畑のコントラストに、趣があった。
梅雨近し。動植物も、人間も日光を浴びだめとかなければ。
賎ヶ岳とは、もちろん「賎ヶ岳の戦い」のあの賎ヶ岳である。
天下統一を目指す新進・秀吉の前に立ちはだかる、信長最古参の家臣、柴田勝家
両者がまみえたのが、この地。戦闘はすさまじく、付近の余呉湖を(右上写真)
赤く染めるほどだったという。今合戦を思わせるものは何処にも無いが、明媚な風景を見
歴史のロマンにしばし思いを馳せる。或いはヨメそっちのけで看板の前に張り付く。
むむう。それによると。あれえ。前田利家は柴田方だったか。そいじゃ
戦後に秀吉方に行ったんだったか。一方丹羽長秀は秀吉に味方してたんだったか。
その後どうなっちまったんだったかこの人。あやふやなことがまだまだ多いのう。
この辺の話をまた読み直したくなったぞ。「七本槍」の話も含めて。
また、個人的には、この余呉湖は因縁の地であったので(大したことではない)
再び訪れられてよかった。でないと一生この地が嫌いなままだったので(同上)
というように、個人史にも影響浅からぬ、この日であったことよ。
つーか、めっちゃ風が強かった。ヅラが飛ぶか思うた(やや嘘)
夜は「歴史オタクモード」入りすぎた反省から、ヨメにちと大盤振る舞いしちまう。
きゅうー。まあ、喜んでくれたから、ええとしようか。