<「金に糸目はつけないぜ」作戦>

でした。よっ大統領。一試合1500円の駐車場にバキッと停めたった。
結局「お金に優しい社会」なんね,現代日本。悔しいかな。
まあ何はともあれ場内に入れて,スコアボードを見上げた瞬間。
負けを確信した(早)。おいおい。なんで後攻とってんのや。
俺の話全然聞いてなかったやろ(当然)。ジャンケンに負けたの
かもしれないので仕方ないが,これでだいぶ苦しくなった。
案の定,一回の表に点を取られ,その後も何となく浮き足立ったまま。
一度もリードすることなく敗戦。特に二回の重盗には焦りが現れてた。
まあ,あれだけ騒がれたら無理もないが。その割にはよくやった。
特に三回の二点はよくやったよ。二点をお土産に高松へ帰るといい。
正直,車椅子を押しての甲子園はかなりしんどかった。
石畳は見た目にはよいが,車輪を取られ非常に不快感があった。
スロープは本当に「坂」であり。障害者ひとりではまず来られんだろう。
そのくせ,介護者席と車椅子席は離れており,一緒には見られん矛盾。
「とりあえず作りました」て感じで。私にしたら,すごい憤りを感じた。
前を塞ぐ群集。スロープで屯する少年達。世間の厳しさをまた痛感した。
にもかかわらず。オヤジは存外に喜んで「結構いける。また来たい」と。
まあ,こういう風に本人が言うからには,それなりの効果もあるんだなと。
もっとも,涙まで流していたオヤジにしてみれば,この日の全てが
いい思い出となったんだろう。それを見る,こっちもなんか感動した。
「共感」というのが本日のキーワードであったことは間違いない。
蛇足。完全アウェーの中パチパチ手を叩くオカンにはハラハラしたが。
それも「共感」のあまり,ということか。空気が読めんだけか。はたまた。