2005年プロ野球展望。

少し時期は早いが,今年も恒例行事としてやることとする。
何故今の時期やるのかというと,今ちょうどヒマなのと,
今ちょうどキリがいいからである。て,なんのこっちゃ。
例年はムのカンと経験(何の)だけを頼った予想に過ぎなかったが,
今年は超アドバンストなコンピューターよる完全シュミレーションを
駆使し,数理科学的に予想することとする。(ただのゲームでは。。)
いやさ,たかがゲーム,と侮るなかれ。実際にも考えられ得るような,
なるほど,と頷かされる事項が結構みつかったのだよ。これが。
以下はそのシュミレーションによる,オールスター終了時点での成績。
<パシフィック>
チーム   試 勝 敗 分 勝率 差
1 ソフトバンク 94 56 38 0 .596 0.0
2 オリックス 93 49 44 0 .527 6.5
3 楽天 91 43 48 0 .473 11.5
4 西武 92 42 49 1 .462 12.5
5 日本ハム 93 42 51 0 .452 13.5
6 ロッテ 91 35 56 0 .385 19.5
パはやはりソフトバンクが圧勝である。クリンナップが馬鹿打ちであり。
まずは今年も磐石そうだ。ただ,今年は最後に笑えるかどうか(苦笑)
意外なのは,「合わせて二百敗」とも言われる,実際の評価が低い,
オリックス楽天の頑張りである。オリックスはJP,ケビンの両輪。
楽天は大黒柱・岩隈を中心に投手陣が整備され,結構,やっている。
日本ハムは投手に,ロッテは打撃に問題が著しいのは相変わらず。
あとは,「眠れる獅子」がこのまま眠って終わるのかどうかだが。。
<セントラル>
チーム 試 勝 敗 分 勝率 差
1 巨人 90 51 37 2 .580 0.0
2 広島 89 50 37 2 .575 0.5
3 中日 88 49 37 2 .570 1.0
4 横浜 89 43 43 3 .500 7.0
5 阪神 91 41 50 0 .451 11.5
6 ヤクルト 87 38 49 0 .437 12.5
セは巨人が走っているが,これはローズ・江藤・清原らの一発に頼らず
斎藤・鈴木・清水らをコンピューター君が積極的に起用し守りの野球に
徹している結果である。堀内君とコンピューター君と,どっちが有能(笑)
ただ,さすがのコンピューターも「日テレ視聴率」と「ナベツネ」までは
パラメーターに入れられないようである。邪魔が入らねば,これが実力
といったところか。パ同様意外なのは,広島の頑張りである。
出だしは悪かったが,交流戦でパの弱体投手をメッタ打ちにし,調子を
ぐんぐん挙げてきた。逆に最初走っていた中日は交流戦で星を落とす。
輝くわが名ぞ阪神タイガースは,交流戦までは五割で乗り切ったものの,
交流戦明けからの16連敗が響きこの位置に。コンピューターになっても
岡田監督の迷采配ぶりは変わらず。特に久保田の抑えと安藤の先発は
完全に失敗であった。横浜はまあ,こんなもんか。ヤクルトはねえ。。
「気づいたら勝っている」ヤクルトの強さはコンピューターではなかなか
表せないんだよなあ。で,巨人に食われちゃってこの位置にいるのだが。
実際そうなるのか,或は今年も台風の目となるのかが,優勝のカギを握る。
<総括>
今年は何といっても交流戦があるために,予想が非常に難しい。
約1ヶ月にわたり36試合あるこの交流戦がペナントにどう影響するのか
観るのは非常に面白いと言えよう。調子を上げるチーム落とすチーム諸々。
或は「初物に弱い巨人打線」は大丈夫か。。なんて。
ただ,シュミレートでも感じたけど,交流戦。めっさ長く感じますよ。
最初の頃は新鮮味があったけど,最後の方は「まだやっとんのか」て感じ。
本物でもこうならないかと,非常に不安を覚えるわけなんですが。
もっといいやり方,なんかないかのう。