バレンタイン監督。

昨日「サザエさん」をやってて,例によって「カツオvs中島バレンタイン決戦」ネタだった。
微妙な現代風習を微妙に取り入れるのがサザエさんらしいところで。これは非常に疑問である。
いつしか波平の職場がハイテク化されるとか,家族全員がケータイメールで話し始めるとか。
カツオが2ちゃんにハマって成績ガタオチとか。サザエが働きたいと言い出し揺れるフグタ家とか。
そういうもっと「ありそうな」世相は描かない。バレンタインとかクリスマスとか,中途半端なのは
中途半端に描くくせに。あのなあ。バレンタインてのはな。そんなもんじゃないんだよ。
そんなもんじゃあ!(何怒ってんの) 家族でサザエさん観てて「カツオバレンタインネタ」に
触発されたオカンが「あんたはどうなの〜」と騒ぎ出す時のやるせなさ。屈辱。砂を噛む気持ち。
タラちゃんでさえリカちゃんにもらっている。なのに俺は。。「ごちそうさま」と静かに箸を置き,
がっくりと自室に引きこもる時の気持ち。ええ長谷川町子プロよ。その気持ちがわかるか。
今風に言えば。ヒ○シです(誰)。バレンタインの日にドキドキしてゲタ箱あけたら,
上靴が隠されていたとです。て感じだ。(どんな感じ)。
以上は冗談として。本日2月14日は,聖バレンチノが愛を守る代償に処刑された日であります。
浮ついた気持ちでなく,静かに愛を思う。それは恋人への愛に限らず。親・友人・国・全人類・神に
対しての愛でもあるのです。チョコレートの数を競う日,渡す順番を競う日であってはならない。
あるいは「モテる者とモテざる者が差別される日」であってもいけないのです。
以上モテざる者の遠吠えでありました。まあ,今はいいとして。昔は嫌な日だったよ。
今なら「バレンタイン? ああ,西岡と今江の起用は当たりだねえ。問題は小坂をどうするかだねえ」
と話題をすりかえることもできるのですが。(わからねえ)