将の器。

中日ドラゴンズセリーグ優勝成る。ファンの方にはおめでとうと言いたい。
私としては,巨人さえ優勝しなければ,どうでもよかった。(なんと後ろ向きな)
落合が監督になると聞いた時点でどうも不気味な気がしていたが。予感的中だった。
輝くわが名ぞ阪神タイガースは,四位に終わりそうである。今年は全く輝かなかった。
前の優勝の次の年は三位だった。今回はそれさえも達しない急落ぶり。長い冬が来そうだ。。
戦力的に去年より劣ってるわけでは決して無いし,今岡・赤星・金本などむしろ去年より
好成績の選手もいる。やはりここは岡田の責任問題が追及されるところである。
これも予感はあった。コーチの陣容を見たとき,ああ,仲良しクラブだな,と思ったし。
なんで鳥谷を,立川を,葛城をそんなに大好きなのか。今でも理解に苦しむ。
一番いけないのは,勝てば我がことのように喜び,負ければ選手をくさすインタビューである。
監督が一ファンになってしまってはいけない。落合を見よ。「今日の負けは勝ちに等しい」
「今日は何も言いません。あなたがたにはわかりません」ひとくせもふたくせもある落合の言葉。
マスコミ受けは悪いし,嫌うファンも多い。が。落合が選手をくさすのを一度も聞いたことは無い。
公明正大にして的確な起用と,見事な選手操縦法。お見事としかいいようがない。
首位攻防のTD戦にて。阪神の大チャンス,逆に中日にとっては大ピンチの局面で。
二分割画面で(←嫌い)落合と岡田の顔が横並びに映ってたが。この世の終わりのような顔の岡田。
逆にピンチなのにニタニタ薄ら笑いを浮かべる落合。それを観てああ,全然器が違うな,と痛感した。
落合中日。非常に強敵である。そして慢心でもしない限り天下は続きそうである。
そして私は岡田が阪神をどうしてゆくのか見守るしかないのか。。。