決戦、京都vs仙台。

盛り上がって参りました

本当は贔屓にしているセレッソ大阪の試合を観ようと思っていたのだ。
しかし、セレッソは残念ながらアウェイに出ていたので(水戸、遠い)。
せっかくだから俺はこの紫の扉を選んだ、つうわけで。
3位京都・4位仙台のガチンコ勝負。負けたほうが脱落。乾坤一擲。
しかも秋田豊引退セレモニーもあるとかいうことで。
これは行かねばならんだろう(秋田が京都にいたことを知ったのは昨日)
ただ、心情としては複雑で。京都が勝っても仙台が勝っても、現在5位の
セレッソは不利になる。ここは引き分け、しかも0−0が望ましいなあと。
よからぬ妄想を抱きつつ、顔はいかにも京都サポ面して西京極に到着。
そして入場。の前に、スタジアムを越えて轟く仙台サポの大音声にびびる。
そして場内は、いつもの西京極からは信じられないほどと盛況。超満員。
いかん、ここは明日なき戦場だったのか。こんなノンポリ人間が、
のうのうと入る資格はなかったのかも。しかし試合はそんな心配を他所に、
凡戦。まあ、毎回言うが、大一番は得てしてこうなってしまう。
にしても、悲しいかなこれがJ2かな。キックのダフり率、天麩羅率、
宇宙開発率、高すぎる。とんでもないミスでもなけりゃ点が入る気しない。
しかしそのとんでもないミスが出ても全然おかしくない。そんな感じ。
そんなピッチ内とは裏腹、仙台サポの応援のアツさが光る。
アウェーにわざわざ来てる人々だから、という点を差し引いても、すごい。
統率力、センス、チェンジオブペース、どれをとっても一級品だ。
残念ながらサンガのほうは延々たるウダウダぶり。応援では完敗である。
前半は大方の予想通り0−0。後半もさしたる変化なく時間が流れる。
ただ、両者の運動量減少からポカの期待値が高まり、それはそれで、
異様な緊張感を醸しだす。が、ああ、引き分けだ、金返せ。3810円返せ。
しかしセレッソ的にはこれでよかったんかな、と思い始めたロスタイム。
終に京都が先制。盛り上がる場内。ちゃっかりスタンディングオベーションのム。
この辺の変転ぶりは、我が持ち味でもある。
そして選手挨拶、秋田のセレモニー。そこには涙を流し秋田を労うムの姿。
それもそれで印象深かったが、より印象深かったのは、秋田場内一周の時、
「秋、秋、こっちこいや、こっちこい言ってるやろ」と怒鳴るイタいオヤジと。
「あのオッサン、イタすぎやろ」と失笑する中高生の姿であった。
いかんいかん。こうは言われたくないものであるよ。
結局セレッソは水戸に負け、来期もJ2が決定。ま、この試合の結果いかんに
関係なかったわけだ。これで今後心おきなく京都が応援できるというもの。
もし京都が昇格を逃すようなことがあれば、それは貧乏神ムのせいに違いない。
駄文長々御免。本日はこれにて。