卒業。

卒業 (新潮文庫)

卒業 (新潮文庫)

書店で何気なく手に取り購入。一気に読了。
涙、また涙。短編4編のどれもが重かったが、絶対愛?人間性の完全肯定てゆうんかな。
そんなものに突き動かされ、心が温かくなった気がした。この本に出会った偶然に感謝。
いや、実は、本の方が、大事なことを伝えようと私を呼んだのかもしれない。
(抜粋)
「いろんなつらいことがあっても、最後は絶対にハッピーエンドにしなさいよ、って。
おばあちゃんになって死ぬ直前でいいから、けっこうハッピーエンドじゃんって
思えたら最高だ、って。わたしの人生がハッピーエンドだったら、あのひとの人生も
一発逆転で、終わってからハッピーエンドになるんだって」(重松清 卒業)