朗報

悪友より、公認会計士試験に合格したと朗報。
電話が光った瞬間にわかった。私はただ「おおそうか」と言えばよかった。
苦節10年、とは彼のことを言うのだろう。
一度は別の道を歩み、諦めかけた夢を終に掴んだ彼。
特に、近年は背水の陣を引いていたようで、緊張はいかばかりだったか。
電話の向こうの声は、心なしか感極まってる様子だった(婉曲表現)
聞いてるこっちまでが、ジーン、ときてしまった。
あまりの感動で言葉がうまく見つからず、「おおそうか」の後はただ
「よかったな」としか言えなかったが。彼の労苦は、とてもそんな一言で
片付けられるものではないだろう。それでもあえて言いたい。
おめでとう、と。心から。
と同時に、今自分に頑張っていることがあるか、
あるにしても、泣くほど頑張っていることがあるか、と問うものである。
2005年11月7日、彼がゴールテープを切った日を、
私がスタートした日、ということにしたい。いやん、プロジェクトXみたい。