苦手。
下見行こう思うたら,雨だよ。
お蔭で読書な一日。最近取り組んでいる,
- 作者: G.ガルシア=マルケス,Gabriel Garc´ia M´arques,鼓直
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/08
- メディア: 単行本
- 購入: 10人 クリック: 1,110回
- この商品を含むブログ (185件) を見る
当初は,
- 作者: 陳舜臣
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1994/05
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
「今まで遠かったもの,遠ざけていたものに敢えて取り組む」である。
『耶律・・』は放っておいてもいずれ読むだろう。
ここは洋文嫌いの自分を敢えて鼓舞し(あんたほんとに英語教師),
『百年・・』をなんとかモノにしようと躍起になっているのだが。
挫けそうであるよ。早々と。まあ,翻訳文体が馴染めないのも
さることながら。名前が覚えられないんだよ。名前が。
作中子供が生まれて名付けるシーンでは,思わず心中で吠えてしまう。
「なんでまたその名前つけんの。もうちょっとひねれや」みたいな。
或はあっさり人が死にすぎである。昨日もまた名前をうろ覚えにしか
出来なかった人が死んでしまった。ええと,誰やったっけこいつは。
ま,いいか。死んでもたんやから(いいのか)
しかしま,それが西洋の生命観であり死の観念なんだろうとか。
名前が覚えられない沢山の人の存在が,その分世界を広くするのだな。
とか新しい(勝手な)発見もあって。そこそこ楽しんでいる。
また別に,描写がとても綺麗でうっとりするほどなのだが,翻訳文体に
邪魔されて充分堪能できない面がある(訳者さんごめんなさい)
悔しいので,いつの日か原書で読んでみたいものである。
まあ,いつになるかはわからんけど,いつの日か,ね。
そんなことを考えた昨日は,結婚記念日であったのだよ。実は。