戸惑いの季節。

と、言いつつまた間があいてしまった。いかんいかん、と思いつつ。
あれからパリーグペナントの雌雄を決する松田のサヨナラ打に悔し涙したり。クライマックスでのT岡田の逆転打に飛び上がって喜んだり。中田にやられてまたがっくりしたり。
…すっかり浮気をしているうちに、「本家」がえらいことなってました。これは現実かと疑うばかりだ。今まで虐げられることには慣れてきたが、こうなってみると、感情の処仕方がわからない。
全く味わったことのない感覚。蒔いた種が実ったとか、汗水たらした努力が形になったとか、そういう種類の歓喜ではない。ギャンブルに勝つとか、宝クジに当たるとかしたら得られるであろうものである。いずれも、わが人生とは縁遠いもの…
宝クジついでに、なんとなんと、日本シリーズ第二戦のチケットも当たってしまった。この流れ、怖いほどである。先週の自分にこうなるよ、と言っても、微塵も信じなかっただろう。全く人生、角を曲がったら何が待っているのか。
いろいろ思うところはある。しかし、尊敬する下柳剛の言葉、前後裁断、それを胸に、今一瞬を全力で、自分も闘って来るつもりだ。